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深夜の公園「モスキート音」やめ警備員常駐へ

深夜の公園に若者がたむろするのを防ぐため、不快な高周波の音(モスキート音)を流す実験をしていた東京足立区は、3月末でモスキート音を流すのを中止する。


実験開始約1か月後の昨年6月、園内のトイレが壊されたため、警備員を常駐させたことなどで深夜、若者の姿はほとんどなくなったが、区は「モスキート音で撃退したというより、マンパワーによる効果の方が大きかった」としている。


同区内の公園では2008年度、トイレの便器などが壊される被害が総額約300万円に達し、大半が深夜に集まる若者の仕業とみられていた。このため昨年5月から、若者にしか聞こえないとされるモスキート音の発生装置を、被害が多い区立北鹿浜公園の管理棟に設置。午後11時〜午前4時に音を流して効果を測定し、有効な場合は他の公園にも導入するとしていた。

設置後、全国初の公共施設での実験として話題に上り、音が聞こえるのか試しに訪れる人たちが増加。同年6月21日には女子トイレの便器が壊されたため、7月から管理棟に警備員を常駐させた。

その後、「若者がたむろする回数が激減」(区公園管理課)したが、区は「減った要因は警備員の存在が大きい」として、4月からは装置だけを残して、音を流すのをやめる。

区は「再びたむろが増えた場合、まずはパトロールの強化で対応したい」としている。

3月6日 読売新聞

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